1 09/30(Tue) 02:18:30W
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ポエム】
みんなポエム詠もうぜ
揺れるブランコにのり 月に手を伸ばせば
夜の囁き 風に消されて 愛の涙を
揺れるともしび 星をなぞれば
愛の炎で その身を焦がして
冷たい炎に消えた春 時計の針は錆びついて
潮風に傷んだ双璧は いつも彼らを待っている
記憶の海に沈みながら あの日の言葉とすれ違う
君は下級生なんだから教室を出るのは最後だよ
わかりました それまで掃除しておきます
本番は5分前だ忘れるな はいいきます 更衣室はどこですか?6階です
間に合いません 私は下級生なので出演しなくとも成り立つでしょう
男子更衣室ですか なぜですか ここはテニス部がいます 違いますか?
君は焼けた時計のねじを巻くのをやめないから
僕は茹でた季節の皮を剥く
ボウルいっぱいに時を詰めて
いつまでも夢中になっている
静寂
無の心で花を生ける
華道は人の心を映すという
私は無になれない
いつもあの人のことを考えてしまう
あの人の笑顔 あの人の涙 あの人の命
いつだってあの人の華を探してしまう
でもいつもあの人の華の隣りにいる華は
彼女だ
人間の尊厳を失った場合コペリウスは笑うのだろうか
頭がかゆいのでテレビをつけたら汗腺から体液があふれでるので困りました
しかしながら私は接続コネクタを忘れていたので事なきを得ることができたのですぐに準備しましたが
あいにく粒子バームが目を遮り難儀していたところ神経腺から針を入れて見えました
見えるので連絡をしたのですがやはりキーゼルバッハ部位への突起物による刺激は危険ですわかります
ただし刺激により出たものを小瓶にためましょうしばらく煮込み花はいらない草をください
ひどく怯えているけど大丈夫です
風と共に歌おう 土とともに眠ろう 太陽とともに駆け出そう
咲き誇れ
いとおしく
もうほとほと疲れ果てて
一声も
ため息も
なにも出ない
けれどそれでも
明日は珈琲一杯飲みほして
顔をあげて正面見据えて
索敵殺害
遠い雷鳴 霞む水平線
添加物をまぶした砂糖に群がる蟻が雨に流される
さぁさぁ舞いな 夕暮れがくる カリグラフィ千躰系
體をねじり硬骨ならせ
さぁさぁ舞いな 生き狩りバイオグラフ
肢体を反らせ 目を見るな
聞けよ窓辺で かたくなに夜は来て ランダムに行く船団 見よ赤色
饒舌に火を噴きあげて 今夜真実の街角で
夕暮れに 一人ぼっち
涙なんて 枯れ果てたのに
あなたの赤いネクタイが やけに大人びて見えて
もう一度 言いかけた言葉は嗚咽に変わった
添加物ばっかの甘い甘いキャンディー
今はもう 似合わないの
雨がふっている
窓の外から猫の鈴の音
トボトボ歩くわたしが見える
傘が似合うねと言われた昔のことを
今でも心の支えにしてる
傘が似合うわたしでいたい
生きていない人みたいにいたい
夜がふくらんで
月が僕の頭をかじりにやってきた