画像を拾ってみた
384/1 12/05(Tue) 11:54:30M
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権蔵「おらああぁぁぁぁぁぁああ!!!!!(ボコボコに殴る)」
美幸「きゃあああああああっっっ!!!!!貴方っ…やめて…っ…。(私は美幸。夫の権蔵からDVを受けている。)」
権蔵「うぐっっ!(美幸の首を絞める)おらああぁぁあぁ!!(殴る、蹴るを繰り返す)おりゃあぁぁっっ!!(殴る、蹴るを続ける)おらああぁぁあぁ!!(殴る、蹴るを続ける)おりゃあああぁぁあぁっっ!!」
美幸「いやっ…貴方…どうしてっ…(昔はこんな人じゃ無かったのに……)や、やめて……っ……貴方……どうしてっ……!」
権蔵「お前がグズだからだろおおお!!おらああぁぁあぁ!!(殴る、蹴るを繰り返す)おりゃあぁぁっっ!!(殴る、蹴るを続ける)」
そんな私と権蔵の間にはタケルと言う小学三年生になる子供がいる…。
タケル「お母さん……お父さんどうしたの?(美幸を心配そうに見る)大丈夫?(美幸の手を握る)ううぅ……。(涙を流すタケル)うわぁぁん!(泣き出すタケル)うぅ……ぐすっ……。ごめんなさい……ごめんなさいっ!ぐすっ……。うわああぁぁん!!(泣くタケル)」
美幸「た、タケル…大丈夫だから向こうに行ってなさい…。」
権蔵「なんだあ……その言い方は……。(殴る、蹴るを繰り返す)おりゃあぁぁっっ!!(殴る、蹴るを続ける)おらああぁぁあぁっっ!!(美幸を蹴り飛ばし踏みつける。)」
美幸「きゃあっ……!(床に倒れる)うぅ……ぐすっ……。(権蔵の暴力は日に日に激しくなっている…)あなた、やめて!やめてよ!」
このままではこの暴力により自分もタケルも壊されてしまう…。
そう思った美幸は決心した。タケルのため、そして自分を守るため……。DV夫権蔵から逃げ出すことを決めたのだ。
DV夫の暴力から逃げるため、私は行動を開始することを決意した……。まずは話し合いから始めることにした。どんな人間でも話し合えば分かり合えるはずだと思ったからだ……。
美幸「貴方、私離婚します。貴方とはもう一緒に居られません…。」
権蔵「なんだあ……お前、ふざけたこと言ってんじゃねえぞお……。(殴りまくる)おらああぁぁあぁ!!(殴る、蹴るを続ける)おらああぁぁあぁっっ!!(スコップで美幸の頭を殴る)おりゃあぁぁっっ!!」
384/13 12/05(Tue) 12:08:32M
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エミリー「……!(はっとなる)タケルだ……!わっ……!すいませーん!お手伝い出来ます!何をしましょうか?私動物園でお仕事したいの!(5歳位の少女になって)……タケルさーん!あたしも動物好きなんです!私もここで働きたい!!」
タケル「あはは、それは将来有望だな!楽しみにしてるよ。」
エミリー「……うんっ!」
それからエミリーは猛勉強し、動物について沢山を学び始めた。タケルはそんな彼女の成長が嬉しかったし、彼女の努力家な所に気高さを感じていくようになる。そんなある夜。寝付けない為少し夜風にあたる事にするタケル。そしてふと、ベンチに目を向けるとそこにはエミリーの姿があった。
エミリー「あ、タケルさん…!?タケルさんって私の家の近所に住んでたんですか!?」
タケル「びっくりした。エミリーちゃん近所に住んでたんだ。俺はここの近くのアパートで暮らしてる。エミリーちゃんこんな時間に外出て大丈夫なのか?危ないぞ。」
エミリー「うん、お父さんにばれたら怒られちゃうからね。お母さんも居るし……でも少し気分転換。タケルさん、ちょっとお話しない?あ、迷惑だったかなぁ……(もじもじ)でも……駄目……?(上目遣い)」
タケル「うーん、少しだけな?それが終わったら送って行くよ。」
エミリー「うんっ。」
それから近所に住んでいる事が解ったタケルとエミリーは交流を重ねていき親しくなっていく。
そしてエミリーは18歳になり、タケルは37になり動物園のチーフとして働いていた。
エミリーは勉強を続け、とうとう高校卒業後動物園の飼育員として就職が決まったのだった。17歳の終わり頃タケルに告白したエミリー。優しく受け止める様にOKするタケル。
近くの公園でキスをする二人。ここまで拗らせ続けてしまうと愛が爆発してしまったようだった。
その後も二人が甘い生活を謳歌している頃、再び神様が現れた…。
神様「……あの、これは一体どういう事ですか?今は確かに貴方達は他人です。しかし、貴方の前世はタケルくんの母でしょう…?」
エミリー「神様も解っていると思います……。私はタケルを愛しているんです……!それが母性愛から異性愛になっただけ!
勿論母だった事実は変わりません。でも……前世からずっと私を見続けているなら、こう言う幸せの形もあると認めて頂きたいんです!」
神様「………っ!もう解りました。解りましたよ!二人幸せになればいいでしょ?……はぁ。(肩を落とし溜息をつく神様)もぅ……じゃぁさっさといきなさいよ……私は知りませんからね……。」
そしてエミリーはタケルに対しての母性も持ちながら、男性として愛してしまう。
……かつての、優しかった頃の権蔵に似ていたのもあったのだろう…。しかし、これから先起こる"宿命"をエミリーは知らない…。
3年後、二人は結婚するが次第にタケルは狂暴な本性を露わにし…
タケル「おらああぁぁぁぁぁぁああ!!!!!(ボコボコに殴る)」
エミリー「きゃあああああああっっっ!!!!!貴方っ…やめて…っ…。(私はエミリー。夫のタケルからDVを受けている。)」
タケル「うぐぅっっ……!(美幸の首を絞める)おらああぁぁあぁ!!(殴る、蹴るを繰り返す)おりゃああぁぁっっ!!(殴る、蹴るを続ける)おらああぁぁあぁ!!(殴る、蹴るを続ける)おりゃああぁぁっっ!!」
384/1 12/05(Tue) 12:11:54M
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エミリー「(これじゃ…権蔵さんと同じじゃない…あの時の繰り返し…っ……!!)んぐぅっっ……!!(涙を流し意識を失うエミリー。はっとするタケルはエミリーを介抱する事に。)ああ、エミリーっ……すまない……!俺、また……なんでだよ……何で俺はこういつも……ああ……くそぉ……!!」
エミリー「(意識を取り戻し)…タケル…ねえ、駄目よ。お父さんと同じ道を歩んじゃ駄目。」
タケル「えっ…!?なんで父さんの事を……。」
エミリー「貴方が、権蔵さんの様な道を歩むのが嫌なら、弱い自分と向き合いなさい…。貴方には私がいる……また悲しい事を思い出すんじゃないわよ!んっ!(タケルを抱き締める)私と一緒に二人で解決しましょう。ね?いい?約束したわよ。この言葉よ、今言わなきゃ貴方が辛くなるから、これは親心としての約束よ?」
タケル「あ……ありがとうエミリー。こんな俺と……結婚してくれて……そして、こんな俺を愛してくれて、本当にありがとう……俺は君には勝てないよ……一生敵う気がしないなぁ……でも、いつか母さんを超える位の親になるよ!(決意し涙する)もう迷わない!!ありがとう……」
それからタケルとエミリーは幸せな結婚生活を送る。
豪快で実直な夫と優しく家庭を盛り上げる妻。少し野蛮な所は似たけれど二人は幸せに暮らした。
それ以来、エミリーにあった前世である美幸の記憶は薄れていき、エミリーとしての自己を確立する。
その様子を天界から見ていた神様は…。
神様「やれやれ、これで宜しいのでしょうか。
美幸さん、もっといいルートがあったのですよ?
まあ、魂が変質してしまってはこの遊びも終わりです。
私も仕事に戻るかな〜。」
気まぐれで気に入った魂にやり直しを繰り返させていた神様はそう言っててんの向こうへと消えていったのだった。